戦場カメラマンで、お馴染みの渡部陽一氏。
彼の講演会が、地元半田市の『雁宿ホール』であると聞きつけ行って参りました。
正直、あんまりお客さんも入らないんじゃないかななんて思いながらホールへ向かいました。
開場は、13:30~だから自分は13:00に着くように行ったところ、あいにくの天候だったにも関わらず、入口では7、80メートルくらいの行列になってました!
「うわっ、すげぇな」
自分も早く並ぼうとテクテク歩いていると、1番先頭のおばちゃんがスタッフさんに
「いつ開けるんだ!わしゃ10時から並んどんじゃ!」
と、怒鳴ってました。それにも
「うわっ、すげぇな」
と思いつつ、最後尾につき、それからすぐ列が動き始めました。時間は13:15分。きっとあのおばちゃんの気迫にスタッフさんは負けたのでしょう・・・
さぁ、開演の14:00!ステージにあの戦場カメラマンが登場!わぁぁ~とすごい拍手!すごいなと席を振り返ると1300人入るホールがびっしり!
余計な心配したな~失礼しました。
テレビで見るより、背が高く、顔がすごい小さかったな。話し方もステージ狭しと動き回り、ジェスチャーもたくさん入れて分かりやすく、とても集中して聞く事ができました。
細かい事を書くと長くなってしまうので、省略しますが、最後の質疑応答では、「戦場カメラマン」としてはもちろん、関係のない事も質問していいという時間がありました。
誰も挙げないようなら、手を挙げようかななんて思ったのも束の間、
「さぁ、どうぞ」という掛け声と同時に「ハイ」「ハイ」「ハイ」「ハイ」「ハイ」
中には立ち上がっちゃう人もいました。
何人か当てられていて、質問の内容は
「たまに学校に行きたくない時があるんですけど、どうすればいいですか?」とか「ファンです。握手してください」とか、
「さっきの学校に行きたくないと言っていた方へアドバイスしますが・・・」などなど・・
戦場の事、戦場カメラマンという仕事の事、家族の事、テレビの事、他にももっと違う質問があっていいんじゃないかなと思ったけど、逆に自由な感じで良かったです。
アドバイスしてた人なんて、戦場カメラマンという存在はもちろん、渡部陽一すら関係のない挙手だからね~(笑)それだったら、最初から最後まで立ち上がって手を挙げていた男性にスポットを当てて欲しかったな・・
そんなこんなで、面白い時間を過ごせて良かったです。
そういえば、水溜りで足を滑らせてレンガに頭をぶつけてたおばちゃんがいたけどその後大丈夫だったかな・・
おわり