あんぱんまん?

子供の絵本を地元の図書館へ借りに行った時に、とんでもない絵本を発見しました。

それは、「あんぱんまん」の本なんですが、なんか様子が変な「あんぱんまん」なんです。

それがコ レ→        「ん??」

 なんかおかしい!まんまるのはずの手は、しっかり5本指だし、胸にあるトレードマークのニコちゃんは、なんか雑・・・パクリ作を図書館に置くとはなかなかやるなぁと思って手に取ってみました。

 一体誰がこんな面白そうな本を出してるんだろうと絵や作者を見てみると、なんとなんとあの「やなせ・たかし」さんじゃないですか!

 「え?ホンモノ?」

ページをめくってみると、表紙と同じで内容も「おいおい」というかんじ・・・

 砂漠で飢え死にしそうな人の所へ遠くから飛んできて、『さぁ、食べなよ』と・・いきなりこんなかんじ → この人間も謙遜してるようで、コレ →ガッツリいかれちゃってます。

  この絵本のねらいは、【本当の正義とは、決してかっこがいいものではなく、必ず自分も深く傷つくもの。そういう捨身、献身の心なくして正義は行えません。そしてまた、自分たちが本当に困っている事は物価高や公害、餓えということで、正義のヒーローとはそのためにこそ戦わなければならない。今回のあんぱんまんは、ボロボロのマントをつけ、こっそりと登場し、餓えている人を救います。自分がどんな状態になろうとも笑顔は絶やしません。さぁ子供たちよ!このあんぱんまんとテレビの人気者、どちらのヒーローが現実味のあるヒーローかわかりますか?】

みたいな事を言いたいようです。

この『裏あんぱんまん』はほんと衝撃を受けました。